こんな人の裏側。

小説を書くにあたって思った事をつらつらと。後使って便利だった物とか。

一次小説、各話タイトルでアクセスを増やす方法

 

前回書いた記事で紹介した猫山知紀様(@tomo_necoyama)が提供しておられるなろう解析ツール(※短編データは解析できないので注意)ですが日別ではなく話数別でも調べることが出来ます。

 

そちらでも面白い結果が出ているので「アクセス増やす為の方法の1つ」として紹介します。

 

一つ一つ解説していくより3作品一気に見てもらった方が分かりやすいのでズラッと並べますね。3作それぞれのアクセス数の差とかグラフの増減とか意識して見てください。

 

※共通条件としてジャンルは全て異世界恋愛(かちあわは転生転移)、女主人公の一人称がメイン。毎日更新です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は話ごとタイトルを「何処がどの話だったか思い出しやすいように」を意識して分かりやすい物にしています。3作品全て「女主人公の一人称」で話が進む為、他人視点の時はサブタイトルの後に(※○○視点)と分かりやすいようにしています。

 

1話丸ごと他人視点にしているのは(あの人物のあの描写いつ書いたっけ?)ってなった時に確認するのが楽という作者都合なんですが読者視点でも気になるタイトルや他人視点ってつまみ読みするのに便利なんですよね。

 

飛び飛びで読まれるのが嫌だ、と思う人もいると思いますしこの方法は一長一短(興味を持ってもらう事は出来るが美味しい部分だけ読まれて去られる可能性も高い)なので強くオススメする訳ではないのですが上記のようにつまみ読みする人達は一定数います。

 

つまみ読みとは?

1話から順番に読むのではなく面白そうな話題のタイトルから読んでいく事です。他に正式名称があるかも知れませんが他の言葉が思いつかなかったのでとりあえずこの呼び方で進めます。

 

作者もよくつまみ読みします。ネタバレ全然平気なので気になるタイトルあらすじの作品を見つけたらまず面白そうなサブタイトルを確認(何かの真相とか明らかなざまぁターンとか)。その後最終話。

 

これはweb小説だからこそできる読み方です。紙の本ではまずこういう読み方はしません。そして欲しい所、美味しい所だけ接種して満足する効率のいい読み方でもあります。

 

たまに映画を二倍速で見たりwikiでネタバレ見たりという話題を見かけますが気持ち分かります。テンプレを使った小説って大体話の流れも大きく逸れないので何処をつまみ読んでも話のあらすじが大体理解できるのでつまみ読みしても支障がない。

 

読者って楽しみにしてる所人それぞれ違うんですよ。馴れ初め、じれじれ、甘々、ピンチ、ざまぁなど……気になるタイトルをつまみ読んで去っていく読者は一定数います。

 

でもつまみ読み読者だって(これじっくり読みたいな)(これ絶対他にも美味しい所ありそう)と思ったら最初から読み直したり途中から読んでいったりする事もよくあります(紫令嬢は「婚約破棄の真相」辺りから途中読みしてる人そこそこいるんだろうな)。

 

「どの話からでも引き込ませてやる!」と思われる方は是非各話タイトルを工夫してみてください(ちなみにつまみ読み読者は話数しか書いてない作品は目次の時点で読む気無くす人が一定数います)。

 

自分がつまみ読み読者なので上の結果も納得というかむしろつまみ読みする人って意外と少ないな位の気持ちです。それでも最終話覗く人は多いですね。長く読んで地雷ENDだったら嫌ですもんね。特にWヒーロー物は推しと結ばれるかどうかが肝心なので。

 

今の読者達って昔に比べて無料で簡単に読める作品の量が多くてその分未知の1作にかける関心や興味の強さは弱いし、待たされるストレスにも弱い。でも引き込めればちゃんとハマッてくれるのでどう引き込むか、興味を持ってもらうかが鍵。

 

棒グラフの形状について

つまみ読み読者の影響で最終話や所々のグラフにバラツキはあるものの大抵の作品は「かちあわ」のように右肩下がりで少しずつ安定していくのが一番多い形だと思います。

 

「桃色令嬢」や「紫令嬢」のグラフはほぼ横並びなのは話の質を維持できたという面以外に

 

・毎日更新(なのでついつい見ちゃう)

・話数、文字数控えめ(10万字~20万字)

・どちらもタグでハッピーエンドかメリバかを示している(嗜好が合わない読者は読まない。アクセス数の違いを見ても分かる通りエンドタグは結構効果があります。)

 

このあたりの影響が大きいと思われます。かちあわも毎日更新だったんですけど243話(約90万字)は長いですしね。癖も強いですし。それでも後半は安定してきてますので毎日・隔日更新は強みです。

 

アクセスの段違いさは桃色令嬢はランキングに一週間以上とどまった作品で紫令嬢はランキング外作品という差もありますが桃色令嬢はランキングに入ってなくても紫令嬢に比べてアクセスは大分違ったと思います。

 

ハッピーエンドだと決めてる人はハピエンタグつけてみるといいかも知れません。メリバタグは途中でブクマベリベリ剥がれたりするのが嫌な人(私です)は精神防衛用にどうぞ。

 

メリバタグがなかったらハッピーエンドだろう、と推定して読んでる読者が不穏な空気を感じて「これ何か思ってたのと違う」と思ったら剥がしていくものです。そういうもんです。

逆に「この展開面白いな、このメリバならありかも」と思う読者もいるかもしれないので作者の精神安定を取るか読者の性癖を開拓する可能性を取るかは貴方の自由です。

 

それと続きが気になる場所で終わらせる「引き」ですが個人的に引きを「乱発」されるとワクワクよりストレスが溜まっていくタイプなのでここぞ、というタイミング以外はあまり意識していません。代わりに話の展開を速めにした事で続きを読んでいってもらえたのかなと思います。

 

それと桃色令嬢は主人公が中々前向きになれずヒーローと衝突する事がありイライラするという感想を復数頂いたのですが(27~28話辺り)言われるほど脱落者いないな、という事も(これは転換期にその感想を復数頂いた事でその回の後書きに「この後流れが変わっていきます」と案内した事も影響しているのかも知れませんが)。

 

こうして棒グラフで分かりやすく傾向を掴める事で作品の傾向や読者がどういうタイトルに惹かれるのかが掴めてきます。

 

 

以上、3作品の統計による各話タイトルでアクセスを増やす方法でした。